久しぶりの外遊

一年半ぶりの旅行に出掛けた。行き先は、カンボジアアンコールワットを見に、灼熱のかの国へ。
期待以上に見ごたえあり、行って良かったと思う。観光に力を入れていて、新築のホテルラッシュだった。
遺跡の中では、物を売る子、はだしでいる子、60年前の日本がこうだったのではと考えさせられた。
街の中心地と地方では、経済的にも物理的にも大きな差がある。私達観光客は、日本円にすれば高くはないレストランで、食事をし、
一歩入れば別天地のようなホテルで過ごし、これまた別世界のような豪華なプールで一息付き、ハイティを楽しむ。
一回のレストランでの食事代は、おそらく平均的以上の日収だと思う。
人間平等と言うが、素直にそうは思えない。これから大いに発展していくであろうカンボジアにエールを送りたい。
そして、日本の若者にも、自分達の国を作っていくのは自分たちだという、希望を持ってもらいたい。
物質的には最高に恵まれている現代、何かが失われてしまった気がする。
この世の中で、稀有なほど安全で、自由で、人間が悪くない国、日本を何とかしたい・・・若者にそういう希望を持ってもらいたい。
大人のお蔭で、そんなこと無理、なんて言わないで欲しい。